借金をしてしまうまでの経緯を振り返ってみる

こんにちは、宮です。

 

現在10万円弱の借金を抱えている私ですが、ここに至るまでの経緯をいま一度振り返ってみようと思います。

 

  • グッズ購入を伴うオタク活動にのめり込んだ

 

3年ほど前、私はある作品にハマりました。

その沼の名は【東京卍リベンジャーズ】。(今も大好きです。最推しは三ツ谷くんと八戒くん✧)

長年オタクとして生きてきたのですが、これまではあまり「グッズを買うタイプのオタク」ではなかったんですよね。(そもそも頻繁にグッズが出るような界隈にいなかった)

それが東リベの沼に落ちたところ、世界が一変。

毎日のように発表される新作グッズ。

企業とのコラボレーション。

炎上騒ぎくらいでしか存在を認識していなかったコラボカフェ。

そうした情報が、毎日のようにSNSに流れてきました。

グッズを買おう!と決めたきっかけは覚えていないのですが、初めて購入したものはよく覚えています。

とあるコラボカフェの事後通販で一目惚れした、ランダムのアクキー10点。おひとつ¥770くらいだった記憶。(我ながら最初から割と飛ばしてんね?とは思います)

十数年ぶりにアニメイトにも足を踏み入れ、「グッズを収集する」という行為の楽しさに目覚めました。

グッズの複数買いや無限回収をするといった、いわゆる“グッズ厨”とは行かないまでも、いいな!と思ったものはほぼ迷わず購入。

悪く言われがちなランダム(ブラインド)グッズですが、私は作品の箱推しのため、誰が来てくれるかな…♪とワクワクしながら開けるこのランダムグッズやくじが大好きに。

缶バッジくじやオンラインくじ、ガチャは基本10回単位で挑戦していました。

特に気に入ったものは全員お迎えしたいので、BOX買い。

恐る恐る初参戦したコラボカフェが楽しすぎ、たびたび都会まで足を運ぶ日々。

一応コラボカフェや原画展に行く時には、グッズは○万円以内まで!と予算を決めてはいたんです。

ただしその予算は、その時の自分のお財布状況を鑑みて…というよりは、なんとなくこのぐらいかな、と何の根拠もなく設定したものでした。

 

この頃は記録して眺めたい気持ちとなけなしの自制心から、オタ活の買い物記録だけはつけていたものの

生活全体の家計簿はつけていなかったのですが、おそらく毎月赤字だっただろうなぁ、と思います。

「来月の私頑張れww」が口癖でした。

 

  • 欲望に従っていればね、そりゃあね

 

心の赴くままにオタ活にのめり込んでいるうちに、わずかにあった貯金も底をつきます。本当にわずかで、10万円あったかないかくらい?(そこ覚えてないのも大概ですが)

現金が必要なのに下ろせる現金がなくなり、クレジットカードの残枠で簡単にキャッシングができることを知ってからは、その利息の高さも知らずに気軽に利用していました。

決定打になったのは、車検代〆て¥70,000。

それまでも薄々ヤバいなとは思っていたものの、オタ活をはじめ“目先の浪費の楽しさ”に抗えず有効な手立てを打たないまま車検の時期に。

気づいた時にはクレカのキャッシング枠も足りなくなっており、ついに消費者金融に頼らざるを得ない状況になってしまったのでした。

 

……こうして振り返ってみると、絵に描いたような経緯!笑

 

ここまで書いておいてなんですが、自分が欲しい!と思ったものにお金を使うこと、決して悪いことじゃないと思っています。

実際、今の状況の一因になったオタ活にも、後悔はありません。

日々新しい情報を追ったり、推しの世界に肩まで浸かるのは本当に楽しかったし、お迎えしたグッズたちは今もみんな大切なコレクションです。

でも、結果として貯金がない状態になる、ましてや借金を抱えるというのは、やはり精神衛生上とてもよろしくない。

 

  • お金がない状況、それによる心理的負担を和らげるためにこんなこともしたなぁ

 

時には引き寄せの法則とか量子力学パラレルワールドとかに思いを馳せたり、そうした思考に取り組んだりもしました。(主題と外れるのでここでは詳しく語るのはやめておこうと思いますが、私としてはこうした世界を否定しません。むしろ世界と向き合う姿勢としては結構好きな部分もある)

でも今思うと、私が(特にお金関係で)それらを取り入れるとき、それはきっと「逃げ」でした。

「自分が心地いいと思う行動や考え方を選択する、ひいては自分の存在する世界を選択する」というのは、「”地に足をつけて問題と向き合い、やるべきことを考えること”を面倒くさがる、放棄する」ということではない。

最近になって、より強くそう思うようになりました。